- 転職エージェントってたくさんあってどれを選んだらいいかわからない
- 変な転職エージェントに当たったら嫌だな
- 失敗しない選び方が知りたい!
転職エージェントのサポートはとても強力で、あなたの転職の成功率を大きく高めてくれます。
しかしながら、その恩恵を最大限に受けるためには、適切に転職エージェントを選ぶ必要があります。
自分の利益しか考えていなかったり、有益な情報を全然持っていないような転職エージェント(担当者)を選んでしまうと、時間の無駄だけでなく、転職そのものが上手くいかなくなってしまいます。
実際に転職エージェントを利用してきた経験から、IT業界未経験のあなたにとっての、転職エージェントと担当者の最適な選び方について紹介していきます。
この記事を読むことで、 役に立たない転職エージェント(担当者)を回避する術を知ることができます。
その結果、信頼出来る転職エージェント(担当者)を見つけることができ、その強力なサポートのもと、転職を成功へと導いていけるようになります。
転職を失敗させる転職エージェント
転職エージェントを利用する際の大きな問題点としては、役に立たない担当者が就いてしまう可能性があるということです。
転職エージェントの担当者は実際のところレベルがまちまちであり、基本的にはこちらから指名は出来ないためです。
その結果、以下のような問題が起こり得ます
- レベル(知識・経験・企業とのコネクション)が低い担当者にあたる可能性がある
- 性格が合わない担当者にあたる可能性がある
- 自分の利益しか考えない担当者にあたる可能性がある
- ちゃんと対応してくれない担当者にあたる可能性がある
正直なところ、役に立たない担当者にサポートしてもらっても転職は上手くいきません。
転職エージェント自体については「転職エージェントとは|IT業界未経験からの転職に必須な理由と選び方」で詳しくまとめています。
転職エージェント側の目的を知る
転職エージェントの目的を知ることで、本当に役に立つ転職エージェント(担当者)を見抜く一つの物差しが得られます。
転職エージェントはあくまでビジネスであるため、その利益構造を知れば転職エージェント(担当者)の言動や行動が本当にあなたの為であるのか、利益のためであるのかが判断できます。
転職エージェントの仕組み
まず、転職エージェントの仕組みについて紹介します。
転職エージェントは成果報酬型ビジネス
転職エージェントは、企業に転職者を紹介し、入社が決まったら成果として報酬を受け取る仕組みです。
そのため転職者であるあなたは無料で利用できるのです。
報酬の内容
転職エージェントが受け取る報酬額の相場とタイミングは以下のとおりです。
- 報酬額:転職者の決定した年収の30%程度
- 報酬タイミング:転職者が入社した翌月
また、入社が決まったけれど早々に退社してしまった場合は、ペナルティとして転職エージェントは企業に報酬の一部を返金しなくてはなりません(早期退職ペナルティ)。
- 入社から1か月以内で退職→報酬の80%を返金
- 入社から3か月以内で退職→報酬の50%を返金
- 入社から6か月以内で退職→報酬の20%を返金
転職エージェントの担当者は複数の転職者の担当を兼任
担当者は常に数十人程度の転職者を担当しています。あなたはそのうちの一人です。
この点も非常に重要です。
以上のことから、以下のことが推測されます。
転職エージェントの思惑
- 入社決定者を多数出したい
- 半年以内にはやめられないようにしたい
- 転職できそうな人を担当したい
起こりうる担当者の行動・言動
- どこでもいいから入社させてこようとする
- 半年以上続きさえすればよいという考え
- 内定が出た企業への入社を強く迫る
- 成功率の高そうな転職者を優先する
このように担当者の利益を優先したような行動・言動をしてきたら要注意です。
次章でこのような担当者を避け、最後まで転職活動をともにする本当に信頼できる転職エージェント(担当者)の見つけ方を紹介します。
失敗しない転職エージェントの選び方
失敗しない転職エージェント(担当者)の選び方は、IT業界未経験のあなたに合った転職エージェントに複数登録し、面談やその後の対応で担当者の良し悪しを見極めることです。
転職エージェントの企業は、条件の合致度合いから登録の時点である程度絞り込めます。
ですが担当者のレベルはまちまちで、実際に担当になった人と会うまでわからないのが実情です。
その為、複数の候補の中から最終的に最適な転職エージェント(担当者)を選ぶことが大事になります。
最適な転職エージェント(担当者)を選ぶ流れ
- ①転職エージェント企業を複数選ぶ
- ②担当者を比較する
- ③最終的にパートナーとなる転職エージェント(担当者)を決める
①転職エージェント企業を複数選ぶ
転職エージェント企業は、登録の時点である程度絞り込みます。
そもそもサービス対象になっているか、得意な領域や得意な年齢層が合致しているかは前情報で分かるためです。
IT業界未経験のあなたが転職を成功させるために必要な、転職エージェントの条件は以下の通りです。
転職エージェントの選び方
- IT業界未経験OK
- IT業界に力を入れている
- 求人数が多い、幅広い
- あなたの年齢層に強い
まずは、この条件に合致する転職エージェントに複数登録しましょう。
数ある転職エージェントの一覧については「IT業界未経験者のための転職エージェント一覧【14社】」で詳しく紹介しています。
また複数登録すべき理由については「転職エージェントに複数登録すべき理由」で詳しく紹介しています。
②担当者を比較する
登録後の面談やそれ以降の対応で、担当者の良し悪しを比較します。
複数の担当者に実際に合うことで比較検討でき、より良い担当者を選ぶことができるためです。
担当者の見極め方は以下の通りです。
担当者の見極め方
- あなたの経験・希望をしっかりと掘り下げてくれる人を選ぶ
- 業界に詳しいかどうかを見極める
- あなたのキャリアパスを思い描いてくれる
- あなたが本当にIT業界でやっていけるのかきちんと答えてくれる
- 親身になって何でも相談に乗ってくれる
- 自分の主張を強引に押してこないか
- あなたと相性が合うか
つまり、自分や会社の利益にならないようなことにも対応してくれ、本当にあなたに合った転職を成功させたいと考えているような人です。
担当者との面談については「転職エージェントとの面談内容・受け方」で詳しく紹介しています。
③最終的にパートナーとなる転職エージェント(担当者)を決める
最終的に、最後まで転職活動を共にする転職エージェント(担当者)を絞り込みます。
これは、余計なやりとりを減らして、面接・選考など本来の転職活動に集中するためです。
実際の応募の前くらいまでには、1、2社くらいに絞りましょう。
ただ、これはあくまで目安でしかないので、あなたが見極められたと思ったらもっと早い段階で、信頼できると決めた担当者に絞りましょう。
余計なやりとりを少なくするためには、早い段階で最終的なパートナーとなる転職エージェントを決められる方がよいです。
転職エージェントの退会の仕方については「転職エージェントサービスの辞め方」で詳しく紹介しています。
まとめ
転職エージェントの選び方について紹介しました。
流れとしては以下の通りです。
- ①転職エージェント企業を複数選ぶ
- ②担当者を比較する
- ③最終的にパートナーとなる転職エージェント(担当者)を決める
この記事で紹介した内容をもとに転職エージェント(担当者)を選び抜けば、あなたの転職の成功率を大きく高めてくれるはずです。
本サイトでおすすめする転職エージェントは「【IT業界未経験者のための】おすすめ転職エージェント|厳選」で紹介しています。
また年代別のおすすめは「20代・30代・40代のためのおすすめ転職エージェント」で紹介しています。